ハイスクールガイド
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本校の教育 |
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校訓『明るく なかよく すすんで』 | ||
茨城県立下妻特別支援学校は下妻市内にあり、茨城百景にも選定される『砂沼』の近くに位置する、肢体不自由教育を行う特別支援学校です。児童生徒の障害の種類や程度は一人一人違います。成長の歩みもそれぞれですので、一人一人のその歩みに応じた様々な学習に取り組んでいます。一方で小学部、中学部、高等部が活動を共にする学習や行事もたくさんあります。同じ校舎や寄宿舎で、学齢の違う児童生徒が共に助け合い励まし合いながら、充実した学校生活を送っています。 |
高等部の教育 |
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○教育的ニーズに応じた教育課程 | ||
高等部は、小・中学部段階で培った基礎的な学習をさらに発展させ、教科学習から自立活動までの幅広い学習内容と、さまざまな進路学習をとおして、生徒一人一人に応じた自立と社会参加を目指します。 高等学校に準ずる教育内容(教科学習グループ)、知的に障害のある生徒に対する教育内容(職業・生活グループ)、複数の障害を併せ有する生徒に対する教育内容(スカイグループ)の3つの教育課程を柱に、個々の実態等に対応する多彩なグループを編成しています。授業にあたっては、生徒本人が最大限の力を発揮できるように学習環境の充実に努めています。 ◇教科学習グループ ~高等学校と同様の教科学習を行い、科目選択で進学コース・就労コースに対応~ 実生活や社会参加に必要な知識・技能を身に付け、将来、事業所や障害者支援施設等で働くことができるよう生活経験や職業体験等の充実を図ります。
◇職業グループ ~豊富な体験学習で就労・就労移行支援・就労継続支援への移行を目指す~ 実生活や社会参加に必要な知識・技能を身につけ、将来、事業所や障害者支援施設等で働くことができるよう生活経験や職業体験等の充実を図ります。
◇生活グループ ~豊富な体験学習で、就労継続支援・自立訓練・生活介護への移行を目指す~ 日常生活を充実させるために必要な知識や技能を身に付け、将来に向けた自立的生活習慣の確立を目指します。校外学習等の体験的学習の充実を図ります。生徒の実態に応じて、「基礎的」または「実践的」コミュニケーション力の向上を目指しています。
◇スカイグループ ~健康を保ちつつ意思表出の力を育み、自分らしい生き方を目指す~ 健康を維持・増進し、生活リズムや生活習慣の形成を図るとともに、感覚機能や運動機能の維持・向上を通して、自分の意思や感情を表出できる力を育てます。
◇訪問教育 ~保護者や関係機関と連携を図り、健康を保ちつつ自分らしい生き方を目指す~ 教師がご家庭に訪問し、自立活動を主体に一人一人に応じた内容を学習し、健康の維持と 自分の意志や感情を表出できる力を育てます。
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社会参加に向けた進路学習を柱に |
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○『個別の教育支援計画』を活用して 『個別の教育支援計画』を策定し、卒業後の地域生活への移行がスムーズに進むように取り組んでいます。在学中の個別の指導計画では、年2回の「進路体験実習」を実施し、実習の成果を基に生徒・保護者とともに進路想定の見直しを行っています。卒業後の個別移行支援計画では、生徒の実態や各関係機関とのつながり等の情報を進路先へ引き継ぎます。
進路体験実習は、第Ⅰ期(6月)に2週間と、第Ⅱ期(10月)に2週間(教科グループは1週間)実施します。実習は、校内と校外(障害者支援施設や企業等)で行います。また、実施後は保護者の方々や中学部生の参加を得て報告会を行い、各自の成果を報告します。 |
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◇進路体験実習 ~一人一人の未来の姿をイメージして社会参加を目指す~ 進路学習の一環として実施します。実習体験をとおして、自己の適性や将来設計について考えます。校内実習は、模擬的に企業や障害者支援施設の環境を設定しています。活動内容は、パソコンでのデータ入力やものづくり活動、リサイクル活動、余暇活動などです。校外実習は、オンラインで企業からのオーダーに取り組んだり、障害者支援施設で袋詰め作業や創作活動、余暇活動等に取り組んだりしています。
◇作業学習 ~協調、協働の姿勢で作業に従事する姿を目指す~ 職業グループと生活グループは、『事務課』『ハンドメイド課』の2つに分かれて作業学習を行います。『事務課』はパソコンを使っての名刺・名札・ラベル作り等の作業、『ハンドメイド課』は、モザイクキャンドルなどの小物製品作り等に取り組んでいます。
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所在地・問い合わせ先
茨城県下妻市半谷492-4
TEL 0296-44-1800
FAX 0296-43-9174
koho@shimotsuma-sn.ibk.ed.jp
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